はじめに
「冷蔵庫にあるもので何を作ろう…」そんな悩みを、AIの力で解決できる時代がやってきました。この記事では、ChatGPTを使って、たった10分で“冷蔵庫 レシピ アシスタント”を作る方法を紹介します。
難しそうに感じるかもしれませんが、実はとてもシンプル。初心者でも、ちょっとした操作だけで立派なアプリが完成します。この記事では、AIの活用事例として実際に筆者が試してみた体験をもとに、作り方・使い方をわかりやすくまとめました。
AIが身近になったとはいえ、何ができるか分からない人も多いはず。そこで今回は、ChatGPTと一緒に「冷蔵庫 レシピ アシスタント」を作ってみた体験を紹介します。
なお、「冷蔵庫 レシピ アシスタント」というキーワードで検索している方には、具体的な作り方と使い方が分かる内容になっています。
なぜ「冷蔵庫 レシピ アシスタント」を作ってみようと思ったのか
最近SNSやYouTubeでも「ChatGPTでアプリを作ってみた」という投稿が急増中です。AI技術の進化に興味はあるけど、「ついていける気がしない」という人も多いのではないでしょうか?
僕自身、プログラミングの知識はあっさ〜い程度で、エクセルの関数がそこそこ使えるくらいのレベル。でも、生成AIの登場で「え、これ仕事めっちゃ楽になるやん」と衝撃を受けました。
さらに、ChatGPTなら自然言語で質問するだけでコードを提案してくれると聞き、「冷蔵庫 レシピ アシスタントのような便利なツールが自分でも作れるかも?」と思ったのがきっかけです。Excelくらいしか使ってこなかった僕、VBAくらいなら知ってるけど(使えるとは言ってないww)、そんな僕でもアプリが作れるなんて…と驚きました。
使用ツールと準備したもの
ツール名 | 用途 | 備考 |
---|---|---|
Python(3.8以上推奨) | コード実行のための言語本体 | 公式DLページ |
Streamlit | Webアプリとして表示するためのPythonライブラリ | pip install streamlit |
OpenAIのAPIキー | ChatGPT APIを使うための鍵 | 取得ページ |
コードエディタ(例:VS Code) | Pythonコードを書く | VS Code DL |
コマンドプロンプト/ターミナル | コマンドを実行してアプリを起動 | Windows/Macに標準搭載 |
Replit(代替環境) | ブラウザだけで動かしたい人向けのクラウドIDE | Replit |
とはいえ、初心者でも扱いやすいポイントは、インストール不要&無料で始められることです。ほとんどの作業は無料のツールやサービスでまかなえるので、コストをかけずに気軽に始められます。
実際にやってみた手順
STEP1:アイデアをChatGPTに相談
「冷蔵庫にあるものでレシピ提案してくれるツールを作りたい」とChatGPTに伝えたところ、PythonとOpenAI APIを使う方法を提案してくれました。
STEP2:コードを生成してもらう
次に、ChatGPTに「Streamlitで動く、冷蔵庫の食材から献立を提案するアプリのコードを書いて」と依頼。すると、数秒で以下のようなコードが日本語で出力されました。
import streamlit as st
from openai import OpenAI
client = OpenAI(api_key="your_api_key")
st.title("🍽️ 冷蔵庫レシピアシスタント")
ingredients = st.text_input("冷蔵庫にある食材をカンタンに入力してください(例:卵、キャベツ、ベーコン)")
if st.button("献立を提案する") and ingredients:
with st.spinner("AIが献立を考え中..."):
prompt = f"""
あなたは家庭料理のアドバイザーです。
以下の食材だけを使って、家庭で作れるシンプルな献立を3つ提案してください。
番号を付けて短くタイトルだけ出してください。
食材:{ingredients}
"""
response = client.chat.completions.create(
model="gpt-3.5-turbo",
messages=[{"role": "user", "content": prompt}]
)
dishes = response.choices[0].message.content
st.session_state["dishes"] = dishes
st.markdown("### 🍳 作れる献立候補:")
st.markdown(dishes)
selected_dish = st.text_input("気になる料理名を入力してください(例:キャベツと卵の炒め物)")
if st.button("レシピを表示する") and selected_dish:
with st.spinner("レシピを作成中..."):
recipe_prompt = f"""
「{selected_dish}」のレシピを、初心者向けに以下の形式で出力してください。
【材料】
・○○:100g
・○○:1個
【手順】
1. ...
2. ...
"""
recipe_response = client.chat.completions.create(
model="gpt-3.5-turbo",
messages=[{"role": "user", "content": recipe_prompt}]
)
st.markdown("### 📖 レシピ:")
st.markdown(recipe_response.choices[0].message.content)
STEP3:動作確認と修正
次にReplitにコードを貼り、APIキーを入力。最初はAPIの形式ミスでエラーが出ましたが、ChatGPTにエラー内容を伝えるとすぐ修正コードを提案してくれました。

操作は簡単だけど、APIキーの取得と入力は慎重に!


お〜、いい感じ!とりあえず“キャベツ”って入れてみただけなのに、ちゃんとレシピ出てくるんだわん!


まさか“キャベツ”って入れただけで3品も出てくるとは…優秀すぎん?!


とりあえず味噌汁にしてみた。お〜〜シンプルだけど全然ありわん!ちゃんと手順も出る!
実験の結果と学び
実は中身の仕組みはほとんど理解していないのですが(笑)、気づいたらちゃんと動いててびっくり。これがAIの時代か…と感動しました。
よかった点
- 10分程度で動くプロトタイプが完成
- ChatGPTが丁寧にプロンプトとエラー解決をサポートしてくれる
詰まった点・対応した工夫
- エラーの原因が分かりづらい部分もあったけど、ChatGPTに聞けばすぐ解決できた
応用できるシーン
たとえば以下のようなシーンで活用できます。
- 仕事:献立提案システムのプロトタイプ作成
- 家事:毎日の献立作りの時短ツールとして
- 学習:APIの仕組みやPythonの練習材料にも最適
こんな方にこそ試してほしい!
「プログラミング?ムリムリ…」と思っていた僕が、10分後には「おぉ、動いた!」と感動するくらい、AI時代のものづくりは敷居が低くなっています。
特にこんな方にこそオススメ!
- AIに興味あるけど、何から始めたらいいか分からない
- 家にある材料でレシピを探すのに毎回スマホで調べるのが面倒
- 自分のアイデアを形にしてみたいけど、技術力に自信がない
おさらい&まとめ
この記事では、ChatGPTを活用して「冷蔵庫レシピアシスタント」を作成するプロセスを実体験ベースで紹介しました。非エンジニアの私でも、食材からレシピを自動で提案してくれる簡単なアプリを作ることができました。
さらに、ChatGPTと一緒に「冷蔵庫レシピアシスタント」を作ったことで、「聞けばできる」という感覚を実感しました。AIを使えば、専門知識がなくてもアイデアを形にできます。
「買い物リストの自動生成も試してみた記事はこちら」もあわせてどうぞ!
✅この記事は「冷蔵庫レシピアシスタント」という実用的なAI活用例を通して、「AIって実はすごく身近でやさしい」と感じてもらうためのリアルな実践記でした。少しでも「自分もできそう!」と思ってもらえたなら嬉しいです。記事が役に立ったと感じたら、SNSや友人にシェアしてもらえると励みになります!
📝 お役立ち情報まとめ(チェックリスト形式)
- 使用ツール:ChatGPT、Replit、OpenAI API、Streamlit
- 難易度:★☆☆☆☆(初心者向け)
- 所要時間:10〜15分
- 向いている人:プログラミング初心者、家事を効率化したい人
- ダウンロードや登録:Replitは無料登録、OpenAI APIキーは公式サイトで取得
- コスト:無料(有料APIプランは月800円〜)
📢 次回予告!:LINE Botを無料で公開!GitHub×Railway構築術
続編記事でさらに便利な機能に挑戦予定。ぜひブックマークしておいてください!
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